近江八幡市のパワースポット神社5選

 皆さん、近江八幡市といえばなにを思い浮かべるでしょうか、

 時代劇によく使われる八幡堀に世界一のパティシエがいるクラブハリエ、それから信長の城であった安土城などでしょうか、

 それだけではないんです。近江八幡市は古くからある街ですから神社や仏閣も数多くあり、上賀茂下鴨の最初の分詞社の賀茂神社や佐々木姓の発祥の地佐々木神社など歴史的にもすごい神社が数多くあり、中には行けば癒されるパワースポットもあります。

 今回はそんなパワースポットについて書きたいと思います。

菅田神社

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 この神社は古代の製鉄氏族である菅田氏が祖神である天目一箇命(あめのまひとつのみこと)を祀った神社。

 天目一箇命は鍛治の神で、火男(ひょっとこ)の原型とされています。鍛冶をしていると片目をつぶった状態のことが多かったり、打つ鉄の粉に目をやられて片目が使えなくなることが多いためこの神も隻眼の神であるといいます。

 ご利益は金属関係に強くなる、豊作、漁での成功、眼病守護等らしいです。

 さて、この神社のパワースポットたる所以について触れましょう。

 この神社は市の南西に位置しており、市街地から不幸を取り除く役割をおそらくはるか昔からはたしていたと考えられます。 そんな昔から続くパワーが今にも残っているのでしょう。大きな門をくぐった瞬間から自分の中の悪しきものが消えていくのを感じます。   

藤ヶ崎龍神


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 言わずと知れた近江八幡市のパワースポット神社。

 テレビ番組で紹介されてから多くの観光客がここを訪れるようになりました。

 この神社へは湖岸道路をひたすら進み、山に入る手前でキャンプ場のような所へと曲がり、砂利道を進むとこの神社が見えてきます。

 境内には藤ヶ崎龍神を祀った湖側の祠とその妻の妙得龍王を祀った道路側の祠とがあり妙得龍王の祠は圧巻です。

 妙得龍王の祠は苔むした大きな岩の隙間に洞窟状になった部分があり、そこに小さな祠が設けられていて洞窟内はとても神聖な空気が充満していてパワーを感じます。

 妙特龍王は姿が伝えられていて、白い大蛇の姿をしているようです。

百々神社


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 この神社は長命寺川のほとりにぽつんとたっています。なぜこんな所にあるんだろうと思うようなところにありますがそこにはこんな物語があります。

 昔々の話です。ある時、長命寺川に大蛇が居着いて人々を困らせていました。そんな時、敦実親王がたまたま通りかかり、人々の声を聞いた敦実親王はそれなら退治してみせようと言って見事退治してみせました。人々は敦実親王に感謝すると共に、大蛇が化けてでないようにこの神社を建てたと言われます。

 小さな神社ではありますが、祠の辺りは気の流れが良く、動物霊のパワーを感じます。

 暗く、少し汚れていますがパワーだけは失われることなく残っているスポットです。

 よしの龍神


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 この神社はすごいです。

 なんと葦に囲まれていて水郷から舟に乗って向かうしか行く道がないという驚きの神社で人があまり来ない分特別な神社という感じがします。

 余談になりますが神社というのは2種類ほどあって、神の降臨した場所やその関係のある土地に作られる降臨型と、人が勝手に祀る人主観型、最後は御魂を分けて作る勧請型、

 おそらくこの神社は降臨型でよしの龍神が現れた等の事象によって作られたと考えられます。

 祠だけの小さな神社にもかかわらず祠に舟で近寄っただけでモワッと神聖な空気が自分を包むような感覚に襲われるほどパワーが集まっています。

溝梁神社


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 最後のこの神社は今はあるかどうかが不明で資料のみが残る状態という神社です。

 場所は宮ヶ浜にある岬の奥ということらしいということで、私も探しましたが見つかりませんでした。

 この神社は昔、県外の人がわざわざ足を運ぶほど(真偽の程は怪しいです)人々に知られた神社であったと言われ、この神社から帰ってくる人はその先の人生一度も災難に合わないとか何とか

 昔話かと思いきや実際にあるっぽい資料も多数あります。

 失われたパワースポットという感じですかね。

 都市伝説じみた場所ですが興味のある方は探してみてください。